中には準備しても使わないものもありますが、一応用意だけはしておきましょう。
電子体温計
出産の兆候は体温から知ることができます。人間用の電子体温計で十分ですので用意して直腸で検温して体温の変化を記録します。
はかり
デジタルのものでしたら細かく量れるものがいいです。普通の台所用で十分ですので1〜2kgまで量れるものを用意しましょう。産まれた子犬の体重測定に使用します。
タオル
産まれたての羊水で濡れた子犬を拭きます。何枚か多めに用意しましょう。
糸
普通の木綿糸でかまいません。かかりつけの動物病院から縫合用の糸を分けてもらってもいいでしょう。へその緒を切るときに使います。へその緒は母犬が噛み切る場合もありますが、その際止血にも使います。
ハサミ
へその緒や糸を切ります。一応消毒しておきましょう。
消毒綿
ハサミや糸、体温計を消毒するのに使います。あらかじめ消毒しておいて清潔なまま保管しておいてもいいでしょう。
筆記用具
子犬が順調に成長しているかを記録するためには、産まれた時の体重を記録しておくのも大切です。最初から記録しておきましょう。
保温箱
先に産まれた子犬を母犬が次の出産をしている間にいれておく箱が必要です。産まれたての子犬は自分で体温調節ができませんので、タオルなどを敷いた箱を用意しましょう。